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jakob dylan.

  • Posted by: 八束徹
  • 2011-10-20 Thu 00:37:21
  • 記録。
bob dylanの息子さんです。
かのforever youngで歌われてるのは、jakobだそうです。

俺がお父さんのbobを好きになった最大の理由は、あの煙草の煙漂う「暗さ」です。
あれがなければ、こんなにbob dylanにはまらなかったと思います。
あの居心地のいい他人の暗闇。女に惚れる時と同じです。
愛だ夢だと胡散臭く語って片付くような安っぽいものではない、その心の奥にあるもの。
シンガーソングライターでそこまでフィット感のある闇を感じさせてくれたのは、彼だけでした。

ただ、それでもひとつ、何かひとつ足りないものがあるとすれば、それは時代の隔たりでした。
なんといえばいいのか、やはり前の世代の人というイメージは拭い切れませんでした。
もちろん、その存在は常に「今」なんですよ。けどそういう意味ではなくて。

そんなある日、ラジオから聴こえてきたロックバンドの歌。歌声。
ノックアウトされて、あれこれ探してみたら、そのバンドの名前は「the wallflowers」、ボーカルと作詞作曲はjakob dylan。

「ん?dylan?」

そうです、あのbob dylanの息子だったのです。
俺は大喜びで、CDを手に入れ、聴きまくりました。
よくいろんな人がjakobの歌声を、父親譲りの渋い声だとか、正統派アメリカンロックの継承者だとか、ありがちな適当な表現で書いています。
けれど俺に言わせれば、あの偉大な父bobの若い頃の、けだるくて、疲れ切っていて、重く、孤独を闇を宿して、だからこそ半端には響いてこない本物の声を、jakobはしっかりと引き継いでいるのです。

多くの素晴らしいシンガーが「dylan's children」と呼ばれる時代があったそうです。
bob dylanの影響を受けて、世に出てきたということです。
しかし、それから年月は過ぎ、やがて本物のdylan's childrenが現れるわけです。
「Hey, Mr.Tambourine Man」と歌うbob dylanの声を正確に引き継いだ、本物のdylan's childrenが。

もちろん、彼は彼です。
父親とは別です。
ただ、やはり血は争えないということですね。

jakobの歌を聴いていると、悲しくて切なくて、今の時代、前向きに生きようだの口にはしてみても、ばかじゃねーのって、そんな気分じゃないよって、そんなどうしたらいいかわからない心の叫びを代弁しているようにも思えます。
それでも人とつながろうとして、愛し、愛して、それが意味があろうがなかろうが、また愛して。
まさに、今の世を写してるようです。
気軽な、ポップなラブソングしか欲しがらない、どんどんそうなっていくリスナーへ向かって。

youtubeとかで現地のライブ映像なんかを観るたびに、アメリカという土壌って、一体どんな感じなんだろうって想いを馳せたりします。
少なくとも、今の日本で彼のように歌ったら、きっと受け入れられないだろうから。

下の動画は、そのバンド「the wallflowers」でのライブテイクです。
今はソロ活動がメインで、歌い方も円熟してきていますが、この当時のテイクは荒削りです。
検索すればもっといろいろあるんですが、今、ヘビーローテーションなのは、これです。

愛せば愛するほど、痛くて痛くて。
けれど、それが人生ですからね。

ウイスキーを傾けながら涙腺が緩む夜が、今宵もここにあるわけです。




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